春先に、周りの木や草が繁る前に花を開く「春植物」の代表です。
気温が上がるにつれて花びらが大きく反り返り、下から覗くと桜のような模様が見えます。
花弁が落ちると実ができていますが、種が落ちてから花を咲かせるまでには7年くらいかかるそうです。
◎特集 【裏庭の片栗】
かたくり【片栗】:
ユリ科の多年草。山野に自生。早春に2葉を出す。葉は厚くて淡緑色、表面に紫斑がある。春早く、長い花柄を出し、紅紫色6弁の美花を開く。花被片は外曲反転し、下向きに咲く。地下茎は多肉・白色棍棒状で、澱粉を貯える。カタコ。古名、かたかご。 広辞苑
カタクリ(ゆり科)
山野や山麓の日当たりのよい林床・林辺に群生して生え、4〜5月初旬に根出葉2枚のところ長い柄を出し、紫色の6弁の美しい花を付ける。 この辺では、福寿草等と一緒に雪どけと共に咲き、ハチや蝶の蜜源となる。 名は、古名「堅香子」カタカゴから変わったといわれている。 昔は、この球根から採ったデンプンを「片栗粉」と言った。
高山村では、山沿いの林辺の各所で普通に見られる花で、早春の代表花である。
【高山村の花の紹介】
球根(専門的には鱗茎)からカタクリデンプンが作られます。
球根だけでなく花や葉も全部食べられるそうですが、簡単には増えず、球根を掘り出すのはかなり大変なので、まだ味わったことがありません。
科名 | ユリ科カタクリ属 |
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学名 | Erythronium japonicum |
薬効 | カタクリデンプンに砂糖を加え、熱湯を加えて飲むと、風邪、腹痛に効きます。 |
季語 | 「片栗の花」は春 |
撮影 |
2009年 4月11日 2003年 4月12日 2004年 4月12日 2005年 4月12日 2011年 4月13日 2018年 4月10日 雪国植物園 2004年 4月12日 |
更新 | 2018年 4月13日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん