キキョウ(桔梗)

キキョウ
キキョウ
キキョウ
キキョウ
キキョウ
キキョウ
 まだ涼しい真夏の朝、すっきりと爽やかなキキョウが咲いています。

「きりきりしやんとしてさく桔梗哉」一茶

 白花や薄い桃色の花もあります。
 自生しているものは少なくなり、環境省の絶滅危惧II類(VU)、長野県の準絶滅危惧(NT)です。

 万葉集に登場する秋の七草朝貌(あさがお)はこのキキョウだといわれています。

「秋の野に咲きたる花を指折りかき数うれば七種の花
萩の花  尾花  葛花  撫子の花  女郎花  また藤袴  朝貌の花山上憶良(万葉集)

ききょう【桔梗】:
キキョウ科の多年草。夏秋の頃、茎の先端に青紫色または白色の美しい5裂の鐘形花を開く。果実はサク果。 山地・草原に自生し、秋の七草の一。根は牛蒡(ごぼう)状で太く、乾して生薬の桔梗根とし、去痰・鎮咳薬。 古名、おかととき。きちこう。 広辞苑

科名 キキョウ科キキョウ属
学名 Platycodon grandiflorus (Jacq.) A.DC.
Platycodon glaucus (Thunb.) Nakai
Platycodon grandiflorus (Jacq.) A.DC. var. glaucus (Thunb.) Siebold et Zucc.
薬効 根を干したものは、のどの痛みやせきに効きます。
季語 秋。「きちかう」「一重草」「梗草」「花桔梗」「白桔梗」「桔梗咲く」
「桔梗の芽」は春
撮影 2003年 7月 6日
2006年 7月15日
2010年 7月19日
2006年 7月29日
2003年 8月 6日
2010年 9月25日
更新 2014年 4月 7日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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