キリ(桐)

キリ
キリ
キリ
キリ
 高い木の上にキリの花が咲いて、爽やかな香りが漂っています。
 昔は、娘が生まれると桐の苗木を植え、嫁入りするときに伐って箪笥を作って持たせたといわれました。
 花札の桐は12月で、ピンからキリの洒落のようです。

「桐の木の悠々然とわか葉哉」一茶

「けさ程やこそりとおちてある一葉」一茶

きり【桐】:
ゴマノハグサ科の落葉高木(この科唯一の木本)。原産は中国大陸、わが国各地に栽培。 幹は高さ約10メートルに達する。葉は大形掌状、三浅裂。晩春、芳香ある淡紫色の筒形5弁の美花を開く。 材は軽軟で色白く、くるいが少なく、耐火性があり吸湿性も少ないので、琴・箪笥・家具材・下駄・箱などとし、また屑を焼いて懐炉灰に用いる。 樹皮は染料、葉は除虫用になる。 広辞苑

科名 キリ科キリ属、ノウゼンカズラ科、ゴマノハグサ科
学名 Paulownia tomentosa
薬効
季語 「桐の花」は夏
「桐の実」「桐一葉」は秋
撮影 2004年 5月15日
2004年 5月15日
2014年 5月25日
2012年 6月 2日
更新 2014年 5月26日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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