クロモジ(黒文字)

クロモジ
クロモジ
クロモジ
クロモジ
クロモジ
 雌雄異株の緑色の樹肌の木で、山の中ですぐ目に付きます。
 宮中に仕える女房が、皮を残して先の方を砕いて稲穂のようにし、歯ブラシとして用いたそうです。

くろもじ【黒文字】:
クスノキ科の落葉低木。高さ2メートル余。樹皮は緑色で黒斑があり、それを文字に見たてたのが名の由来という。 雌雄異株。春、葉に先だって淡黄色の花を多数、散形につける。果実は小球形で、黒熟。 材は香気をもち小楊枝や箸を製する。 広辞苑

くろもじ(黒文字) クスノキ科:
高さ2〜3mの低木。小枝に黒い斑点があって、文字のように見えたから。 日本海側の多雪地では葉が大きくなるのでオオバクロモジと呼び、南に行くほど小形でクロモジという。 高山村はその中間で区別の難しい個体がある。樹皮の油分によい香りがあり、爪楊枝(つまようじ)や香料に使われる。 信州高山村誌

科名 クスノキ科クロモジ属
学名 Lindera umbellata Thunb.  クロモジ 標準
薬効 胃腸カタルや脚気、せきやたんに効果があります。
季語 黒文字の花(くろもじのはな)」は晩春。
撮影 2004年 4月17日
2018年 4月20日
2004年 4月24日
2014年 4月28日
2006年 5月 4日
更新 2018年 4月20日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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