ミチノクフクジュソウ(陸奥福寿草)

消え残った雪の間で咲いている
土手一面に咲き出した
畑の土手の群落
 雪が消えると畑の土手一面に咲きだし、桜が咲く頃になると土手を覆い尽くす群落になって、近づくと独特の香りが漂っています。

ミチノクフクジュソウ
中空の茎
 花びらの外側の先1/3くらいが紫色っぽい赤褐色で、萼片の長さはだいたい花びらの半分くらいで、茎は中空です。

石川の植物さんによると、  長野県植物誌(1997)には「長野県では、北部・中部にフクジュソウ、中部・南部にミチノクフクジュソウが分布するとの報告がある」と記載されているそうですので、当地区のミチノクフクジュソウは調査から漏れていたようです。
 環境省の準絶滅危惧(NT)で、長野県の留意種(N)です。

◎特集 【畑の陸奥福寿草】

科名 キンポウゲ科フクジュソウ属
学名 Adonis multiflola
薬効 毒草すべて有毒で、根と根茎に有毒成分が多く含まれています。
悪心、嘔吐などを起こし中毒症状から心不全で死に至ります。
季語
撮影 2010年 3月12日
2009年 4月 5日
2003年 4月26日
2009年 3月28日
2009年 3月28日
更新 2019年 3月27日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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