桜の花が咲くころ、畑の土手に生える雑草の代表の一つです。
華鬘というのは仏殿の欄間などの装飾具のことだそうです。
白と紫の混じった花もありました。
白花で先端だけ紫色のものをシロヤブケマン(白藪華鬘)、全部白いものをユキヤブケマン(雪藪華鬘)というそうです。
サヤエンドウを小さくしたような実ができています。
ナガミノツルキケマンのように、指でつまむと莢が弾けてクルクルッと丸くなり、種が飛び出します。
むらさきけまん【紫華鬘】:
ケシ科の多年草。各地の路傍などに普通。高さ約30センチメートル。葉はややニンジンの葉に似る。全草に黄褐色の汁液あり。 春、茎頂に淡紫色の筒状唇形花を総状に付ける。近縁種に黄花のキケマンがある。ケマンソウとは別属。マンダラゲ。 広辞苑
けまん【華鬘】:
仏前を荘厳 するために、仏堂内陣の欄間などにかける装飾。 もとインドの風俗として男女の身体を装飾するために生花の花輪を用いたものであったが、転じて仏具となった。 多くは金銅 製で、稀に革などで作り、花鳥などを透かし彫りにする。 広辞苑
科名 | ケマンソウ科キケマン(コリダリス)属、ケシ科 |
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学名 | Corydalis incisa (Thunb.) Pers. |
薬効 | 眠気、呼吸麻痺、心臓麻痺を起こすそうです。 |
季語 | 晩春 |
撮影 | 2007年 5月 5日 2014年 5月 6日 2006年 5月 9日 2004年 4月24日 2007年 5月 4日 2006年 5月27日 2006年 5月27日 |
更新 | 2014年 5月 8日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん