ナシ(梨)

ナシ
ナシ
 ナシの花が咲き出しました。
 リンゴと違って中心の花には実を成らせず、脇の花を1輪だけ残し、残りは摘み取ります。

ナシの実
 ナシが実りました。種類は幸水です。
 袋を掛けると烏が実を落としてしまうので、袋は掛けません。

「桃栗3年柿8年、柚子は9年で成り下がり、梨の馬鹿目は18年」「時をかける少女」

幸水は昭和16年に農林省園芸試験場(現果樹試験場カンキツ部)で交配され、昭和34年、交配から18年後に世に出た。 当時の主要品種「長十郎(ちょうじゅうろう)」の受粉用補助品種も兼ねることでやっと登録されたという。 西尾 敏彦:『続・日本の「農」を拓いた先人たち』から

なし【梨】:
バラ科の落葉高木。日本の中部以南および中国大陸に自生する原種から、それぞれ独立に果樹として改良。葉は卵形。 4月頃、葉と共にサクラに似てやや大きな白花をつける。果実は大形で球形、外皮に小さい斑点があり、食用。 大別して「長十郎」に代表される赤梨と「二十世紀」に代表される青梨とがある。ありのみ。 広辞苑

科名 バラ科ナシ属
学名 Pyrus pyrifolia (Burm.f.) Nakai
薬効 葉を乾燥したものは、風邪の咳や痰に効きます。
季語 「梨の花」は晩春。「梨花(なしばな)」「梨花(りか)」「梨咲く(なしさく)」。
「梨の実」は秋
撮影 2004年 4月17日
2004年 4月24日
2003年 9月11日
更新 2005年 1月22日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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