ネジバナ(捩花)【モジズリ(捩摺)】

ネジバナ
ネジバナ
ネジバナ
ネジバナ
ネジバナ
ネジバナ
ネジバナ
ネジバナ
 螺旋状に花をつける蘭の仲間で「美人が後ろを振り返りながら階段を上っていくようですね」と形容した人がいました。
 芝生の中によく生えていますが、気のない人に芝刈りをされると他の草と一緒にちょんぎられてしまいます。

らせんの巻き方向は「左巻き」と「右巻き」の両方あります。
よく見ると、つぼみの捻れ方向は、花のらせんの方向とは逆になっています。
どちらが「左巻き」でどちらが「右巻き」かは見る方向によって異なるので混乱します。

ねじばな【捩花】:
ラン科の多年草。原野・芝生などに自生。高さ10〜30センチメートル。根茎は白く肉質。 夏に淡紅ないし紅色の小花を多数総状につけ、花序がゆるい螺旋(らせん)状を呈するのでこの名がある。モジズリ。綬草。 広辞苑

ネジバナ(らん科)
 山野の日の当たる草地や、やや湿ったところに生える。高さは20センチから40センチ。 花期は7月から8月、花は淡紅色で小さく多く穂状にねじれて着く。白色のものもある。 名前は花のつき方がモジズリのようで捻れているから。
 高山村では、田畑の畦や道端に多くあり、山田牧場にも多くある。 山野草の人気種で可憐であるので、多くの人に好まれている。
【高山村の花の紹介】

科名 ラン科ネジバナ属
学名 Spiranthes sinensis (Pers.) Ames var. amoena (M.Bieb.) H.Hara  ネジバナ 標準 
Spiranthes sinensis (Pers.) Ames  ネジバナ 広義 
Spiranthes sinensis (Pers.) Ames var. australis (R.Br.) H.Hara et Kitam., excl. basion.  ネジバナ synonym 
Spiranthes amoena (M.Bieb.) Spreng.  ネジバナ synonym 
Spiranthes sinensis (Pers.) Ames subsp. australis (R.Br.) Kitam., excl. basion.  ネジバナ synonym
薬効
季語 夏。「文字擦草(もじずりそう)」「もじすり」
撮影 2003年 7月
2003年 7月
2010年 7月15日
2012年 7月17日
2012年 7月17日
2012年 7月17日
2009年 7月23日
2008年 8月
更新 2014年 3月17日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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