ノザワナ(野沢菜)

ノザワナの花
ノザワナの花
ノザワナの花
 秋に「お葉漬」用に収穫して残しておいた株から臺が立って花が咲きました。
 昔は菜種油を搾るアブラナの花を”菜の花”と呼んでいましたが、今は野沢菜の花を”菜の花”と呼んでいます。
 豪雪地帯の北信州・飯山地方では、雪が融けると一面の菜の花畑が広がります。

「菜の花や西へむかへば善光寺」一茶

「なの花に曇る善光寺平哉」一茶

朧月夜

「朧月夜」
菜の花畠に、入り日薄れ
見わたす山の端、霞ふかし
春風そよふく、空を見れば
夕月かかりて、におい淡し

里わの火影も、森の色も
田中の小路(こみち)を、たどる人も
蛙のなく音も、鐘の音も
さながら(かす)める、朧月夜

作詞:高野 辰之(信州・豊田村出身)
作曲:岡野 貞一

のざわな【野沢菜】:
アブラナ科の葉菜。葉は長さ60〜90センチメートルの長卵形で、植物学的にはカブと同種。 塩漬けにする。由来は宝暦(1751〜1764)の頃、野沢の人が上方(かみがた)から持ち帰った天王寺蕪からとされ、野沢温泉村を中心に信越地方で栽培。 広辞苑

科名 アブラナ科アブラナ属
学名 Brassica rapa L. var. hakabura Kitam.  ノザワナ 標準 
薬効
季語
撮影 2004年 4月17日
2004年 4月16日
2012年 4月23日
2005年 4月29日
更新 2013年 7月 2日

上に戻る


【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
ホームに戻る  花の咲く時期  名前のさくいん