オケラ(朮)

オケラ
オケラ
オケラ
オケラ
オケラ
 オケラという名前の由来は、万葉時代のウケラ(宇家良)という呼び名がオケラに転じたとされています。ウケラは、
 1)花が漁具の(うけ)に似ているから
 2)軟毛をまとった若芽を、昔の雨具である(うけら)に見立てた
 3)葉が物を受けるのに良いことから
などがあるそうです。

「山でうまいはオケラにトトキ、里でうまいはウリ、ナスビ。嫁に食わすのも惜しゅうござんす」

おけら【朮】:
キク科の多年草。山野に自生。茎は下部木質。若芽は白軟毛を密にかぶる。 高さ約60センチメートル。葉は硬く、縁にとげが並ぶ。 秋、白色か淡紅色の頭花を開き、周囲にとげ状の総苞を具える。根は健胃薬。 正月用の屠蘇散とし、また、蚊遣(かやり)に用いる。 若芽は山菜として食用。古名、うけら。 広辞苑

食べ方や薬効 新芽を天ぷらやおひたし、和え物、汁の実にします。

科名 キク科オケラ属
学名 Atractylodes ovata (Thunb.) DC.
Atractylis japonica (Koidz. ex Kitam.) Kitag.
Atractylodes japonica Koidz. ex Kitam.
Atractylis ovata Thunb.
薬効 胃腸に効きます。
季語
撮影 2009年 7月31日
2017年 9月17日
2017年 9月17日
2017年 9月17日
2011年 9月28日
更新 2017年 9月17日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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