サンシュユ(山茱萸)

サンシュユ
サンシュユ
サンシュユ
サンシュユ
 早春に、葉が芽を出す前に黄色い花を咲かせます。

サンシュユの実
サンシュユの紅葉
サンシュユの実
 光沢のある赤い果実を付けることから、アキサンゴとも呼ばれます。
 江戸時代の中頃(1720年代)日本に渡来したと言われています。

さんしゅゆ【山茱萸】:
ミズキ科の落葉小高木。朝鮮半島原産で、日本では庭木として植栽。高さ約3メートル。 春早く、葉に先だって鮮黄色の小花を集めてつける。 晩秋、紅色楕円形の果実を結び、生薬の山茱萸として強精薬。ハルコガネバナ。アキサンゴ。ヤマグミ。 広辞苑

”昨年、宮崎県椎葉村役場からこのサンシュユとサンショウ の画像借用依頼が届いた。 椎葉村といえば「庭の山しゅの木・・・」と歌われる稗搗節(ひえつきぶし)のゆかりの里。 「山しゅの木」はサンシュユと言われているが、本当はサンショウ(山椒)であり、この説明用に使用したいとのことでした。 稗搗節は源平時代の悲恋歌であり、サンシュユは千年も後の江戸享保時代に中国、朝鮮から渡来しているのが理由だそうです。” 「四季の山野草」より

食べ方や薬効 果実から種子を除いて乾燥したものと氷砂糖をホワイトリカーに漬けた山茱萸酒は、滋養強壮や疲労回復、冷え性、低血圧、不眠症などに利用されます。

科名 ミズキ科サンシュユ属
学名 Cornus officinalis Siebold et Zucc.  サンシュユ 標準
Macrocarpium officinalie (Siebold et Zucc.) Nakai  サンシュユ synonym
薬効 完熟した果実から種子を除いて乾燥させたものは、滋養強壮、腰痛などに用いられます。
季語 「山茱萸の花」は春。「春黄金花(はるこがねばな)
撮影 2010年 3月26日
2004年 3月30日
2004年 3月31日
2012年 4月14日
2003年10月11日
2003年10月1
2009年12月19日
更新 2013年 7月 5日

上に戻る


【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
ホームに戻る  花の咲く時期  名前のさくいん