シキミ(樒)

シキミ
 仏壇に供えたり、お墓に植えられています。
 根っこから茎、葉、花、実まですべて有毒で、特に実は食べると死亡するほど毒性が強いため劇物に指定されているそうです。

「古桶や二文樒も花の咲」
「樒さす手からも霧は立にけり」
「やぶ入の先に立けりしきみ桶」 一茶

しきみ【樒】:
シキミ科の常緑小高木。山地に自生し、また墓地などに植える。高さ約3メートル。 葉は平滑。春、葉の付け根に黄白色の花を開く。花弁は細く多数。 全体に香気があり、仏前に供え、また葉と樹皮を乾かした粉末で抹香や線香を作り、材は器具用。 果実は猛毒で、「悪しき実」が名の由来という。シキビ。コウシバ。コウノキ。木密。仏前草。 広辞苑

科名 シキミ科シキミ属
学名 Illicium religiosum
薬効 毒草すべて有毒です。
季語 樒の花(しきみのはな)」は晩春。「莽草の花(しきそうのはな)」「こうしばの花」「こうの木の花」「はなしば」「はなの木」「花樒(はなしきみ)
撮影 2009年 4月12日
更新 2009年 4月17日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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