スベリヒユ(滑りひゆ)

スベリヒュ
 昔から畑にはびこる雑草です。
 茹でるとぬめりが出ることから名付けられました。
 マツバボタンと同じ仲間です。

「釣らされて一期しまひぬ辷りひゆ」一茶

すべりひゆ:
スベリヒユ科の一年草。世界の暖地に普通の雑草。茎は地をはい、暗紅色。葉は多肉で対生し、楕円形。 夏、鮮黄色の5弁の小花を開く。果実は熟すと上半部が帽状にはずれ、種子を多数放出。 茎・葉は食用、また、利尿・解毒剤にも用いる。イハイズル。 広辞苑

スベリヒユ:
世界に広く分布する。外国でも食用にされ、名前もゆでて食べると滑りがあるからつけられたという。 取ってもすぐに芽生えてくる。 信州高山村誌

食べ方や薬効 ぬめりと酸味があるので、茹でてから和え物や酢の物にします。
干すと干しゼンマイのようになりますが、一度に多食すると下痢をしやすいので注意が必要です。

科名 スベリヒユ科スベリヒユ属
学名 Portulaca oleracea L.
薬効 虫刺されに効果があります。
季語 夏。「馬歯ひゆ」
撮影 2004年 8月 1日
更新 2005年 1月22日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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