高い山の中腹にある滝の脇で、丈の低い木に薄桃色をした花が咲いています。
もっとも標高の高い場所で咲く桜で、別名ミネザクラ(峰桜)とも呼ばれています。
梅雨時の雨水を集めて落下する滝の飛沫を浴びながら、今年最後のお花見ができます。
残雪がある高原の遊歩道脇でも咲いていました。
たかねざくら【高嶺桜】:
本州中部以北の高山に生えるサクラ。高木だが環境により低木状にもなる。 5〜6月に赤褐色の新葉と同時に、淡紅色または白色の小花を付ける。 実は黒熟。ミネザクラ。 広辞苑
タカネザクラ(ばら科さくら属まめざくら群)
このサクラは、サハリン南部から北海道・本州東北から中部の山地に分布している。 高山村では標高1500m附近より上部で、山田牧場から笠岳の頂上付近にあり、5月上旬ごろに咲く。 残雪の近くや笠岳では、6月下旬に花を見ることもある。 牧場事務所前や仙人小屋のものは大きいが、他は2〜3m位の藪状になっている。 花はまばらに付き、赤味があって美しい。
チシマザクラ(千島桜)はこの近縁種。
【高山村の花の紹介】
科名 | バラ科サクラ属 |
---|---|
学名 | Prunus nipponica |
薬効 | |
季語 | |
撮影 |
2010年 5月25日 2006年 6月 3日 2012年 6月20日 2012年 6月20日 2012年 6月20日 2012年 6月20日 2022年 6月30日 栂池自然園 |
更新 | 2022年 7月21日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん