タネツケバナ(種漬花)

タネツケバナ
タネツケバナ
タネツケバナ
タネツケバナ
 この花が咲くころ、種籾を水に漬け、発芽を促して苗間(苗代)に蒔くので名付けられたそうです。
 群がってはびこる代表的な雑草です。

たねつけばな【種漬け花】(種籾を水につけるころ花が咲くことから):田芥(たがらし)の異名。
たがらし【田芥】:
1)キンポウゲ科の越年草。湿地の泥中に生え、高さ約60センチメートル、茎は直立して中空。 葉は掌状に三深裂し、裂片は更に三裂、光沢がある。春、枝端にキンポウゲに似た黄色の小五弁花を開き、小形長楕円状の痩果(そうか)を結ぶ。 有毒植物。田芹。
2)アブラナ科の越年草。たんぼや水辺の湿地に生え、高さ20センチメートル。 4〜5月頃、白色有柄の小形十字状花を開く。種()け花。

タネツケバナ(種漬花):
休閑期の水田で、耕期前に一面にはびこる代表種。新芽や若葉は食用にされ、苗代の準備で種もみを水に漬けるころ花が咲くので名がついた。 信州高山村誌

食べ方や薬効 若い芽を天ぷらにして食べます。
ちょっと酸味があります。

科名 アブラナ科タネツケバナ属
学名 Cardamine scutata Thunb.
Cardamine scutata Thunb. subsp. flexuosa (With.) H.Hara
Cardamine flexuosa With.
薬効 利尿、整腸作用があります。
季語
撮影 2010年 3月18日
2004年 4月26日
2004年 4月26日
2009年 5月 2日
更新 2014年 3月27日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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