ツクバネ(衝羽根)

ツクバネの雌花
ツクバネの雄花
ツクバネの雌花
ツクバネの雌花
 雌雄異株の半寄生植物で、マツやツガなどの針葉樹の根に寄生して養分を吸収しています。
 雌花の4枚の羽根のように見えるのは包で、今すぐ回りだして空に飛び出しそうです。

ツクバネの実
ツクバネの実
ツクバネの実
 4枚羽根のツクバネの実は茶花として人気があります。
 茶花に利用するには、伐り取った枝を逆さにして日陰干しすると緑色が褪せません。ぽろりと落ちてしまった実も枝に接着して利用できます。

ツクバネの実
 羽根つき遊びは、この実を手で衝いて遊んだのが始まりと言われています。
 (”羽根つき遊びの羽根に似ているので名付けられた”という解説を多く見かけますが、逆のような気がします。)

つくばね【衝羽根】: ビャクダン科の落葉低木。山地に自生し、根の一部は他の植物の根に寄生する。 茎は高さ1メートル余。葉は対生し、卵形。雌雄異株。初夏淡緑色の小花を開く。 秋に結実する果実には4枚の翅状の(ほう)があって追羽根(おいばね)のはねに似、塩蔵して料理の飾りに用いる。 ハゴノキ。コギノコ。 広辞苑

食べ方や薬効 実は煎って食べます。

科名 ビャクダン科ツクバネ属
学名 Buckleya lanceolata
薬効
季語
撮影 2014年 5月25日
2009年 5月16日
2009年 5月19日
2009年 5月19日
2004年10月16日
2004年10月16日
2009年10月27日
2012年 1月 1日
更新 2014年 5月26日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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