道端の草むらに釣鐘形の花がぶら下がっています。
釣鐘形をした花と、根が朝鮮人参に似ていることから名付けられ、花の色は株によって濃い青紫色から白まで様々な変化があります。
昔からおいしい山菜の代表とされてきました。
村内には
「山でうまいはオケラにトトキ、里でうまいはウリ、ナスビ。嫁に食わすのも惜しゅうござんす」
つりがねにんじん【釣鐘人参】:
キキョウ科の多年草。山地に普通。高さ約1メートル。3〜6葉が輪生。 夏から秋に茎頂に淡紫色の小さな鐘形花を数段に輪生し下垂。 若葉は食用、根は乾して去痰薬とする。トトキ。 広辞苑
若い葉はゆでておひたしにしたり、油炒めや汁の実にして食べます。
根はゆでて和え物や煮物にし、花は酢の物やサラダに入れます。
科名 | キキョウ科ツリガネニンジン属 |
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学名 | Adenophora triphylla (Thunb.) A.DC. var. japonica (Regel) H.Hara Adenophora triphylla (Thunb.) A.DC. var. kurilensis (Nakai) Kitam. Adenophora triphylla (Thunb.) A.DC. subsp. aperticampanulata Kitam. |
薬効 | 咳や痰に効きます。 |
季語 | |
撮影 |
2004年 7月27日 2007年 8月21日 2009年 8月26日 2009年 8月26日 2009年 8月26日 2009年 8月26日 2009年 8月26日 2010年 9月25日 |
更新 | 2014年 4月 4日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん