チョロギ(草石蚕)

チョロギ
チョロギ
チョロギ
チョロギ
 ご近所のお宅の庭で繁茂している夏草の中に、イヌゴマに似た桃色の花がたくさん咲いています。
 漬け物の材料に栽培しておられるチョロギの花で、サルビアのような形をしています。

チョロギというちょっと変わった呼び名は、中国語の「朝露葱」を日本語読みにしたとか、ミミズを意味する朝鮮語の「チョロンイ」が訛ったなどと言われています。
 漢字の表記もいろいろあり、塊茎が蚕に似ていることから「草石蚕」、チョロギという音から「丁呂木」「丁梠木」などとも書かれます。 また、祝い事に用いられる場合は縁起をかついで「長老喜」「長老貴」「長老木」「千代呂木」「千代老木」などと書かれるそうです。

ちょろぎ【草石蚕】:
シソ科の多年草。中国原産。高さ約60センチメートル。茎は四角。全株に粗毛を生じ、夏から秋にかけて紅紫色の唇形花を総状に開く。 晩夏に地下に生ずる巻貝に似た塊茎は食用で、赤く染めて正月の料理に用いる。ちょうろぎ。
「しほらしき物づくし―貝割菜」(芭蕉文集) 広辞苑

科名 シソ科イヌゴマ属
学名 Stachys sieboldii
薬効
季語
新年
撮影 2009年 8月 2日
2009年 8月 2日
2009年 8月 4日
2009年 8月 4日
更新 2014年 4月14日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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