アスパラガスに似た茎の先に、小さな花がオミナエシのように固まって咲いています。
西洋では古くからハーブとして用いられ、魔法使いが妖怪を呼び出すときにも使ったそうです。
生薬の材料になる実ができています。
ういきょう【茴香】:
セリ科の多年草。南欧原産で古くから栽培され、同科別属のヒメウイキョウと共に欧米では重要な薬用・香辛料植物。 全体に芳香があり、高さ1〜2メートル。葉は糸状に裂け、夏、黄白色の小花から成る花序をつける。 果実は円柱状で、生薬として香味料、健胃・駆風薬。くれのおも。 広辞苑
葉は魚料理の匂い消しやピクルス、マリネなどの香りづけに使います。
種子はソーセージやパン、クッキーなどの風味づけに使います。
科名 | セリ科ウイキョウ属 |
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学名 | Foeniculum vulgare |
薬効 | 胃痛を和らげ、食欲を増し、利尿効果があります。 実を食べると虫除けの効果があるそうです。 |
季語 | 「茴香の花」は夏 「茴香の実」は秋 |
撮影 | 2005年 7月31日 2006年10月 8日 2006年10月 8日 |
更新 | 2006年10月10日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん