山の中でホオノキに絡まったヤマフジが滝のように垂れ下がって咲き、爽やかな香りを一面に漂わせています。
白花のヤマフジで、「
ミツバチがたくさん集まってきます。
「藤さくや木辻の君が夕粧ひ」一茶
桃色のヤマフジで、「
須坂市の
「棚つけて一度も咲かず藤の花」一茶
”フジ”には大きく分けて普通のフジ(藤)あるいはノダフジ(野田藤)とヤマフジ(山藤)があり、
先端が左に回りながら伸びるヤマフジは「左巻き」です。
ただしこれは植物関係だけの呼び方で、物理学や医学、工学関係ではこの巻方向を「右巻き」と呼んでいます。
やまふじ【山藤】:
マメ科の蔓性落葉木本。山地に自生し、蔓は左巻き、葉は羽状複葉。小葉は卵形でとがり、フジに似るが、裏面に帯白色の細毛がある。4月頃、新葉とともに鮮紫色の大きな蝶形花を総状につけ、香気が高い。観賞用にも植栽。ノフジ。 広辞苑
科名 | マメ科フジ属 |
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学名 | Wisteria brachbotrys |
薬効 | 便秘に効果があります。 |
季語 | 春 |
撮影 |
2009年 5月30日 2009年 5月30日 2003年 5月17日 2003年 5月17日 2006年 5月 日 2004年 6月13日 |
更新 | 2009年 5月30日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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名前のさくいん