ユスラウメ(桜桃)

ユスラウメ
 庭先の丈の低い藪に、やや桃色がかった梅のような白い花が咲いています。
 原産は中国で、江戸時代に伝わり、朝鮮語の「移徒楽(いさら)」から「ゆすら」になったそうです。

ユスラウメの実
 サクランボのような赤い実は、フサスグリグミと並んで、子供の大好きなおやつでした。

ゆすらうめ【桜桃・山桜桃・梅桃】:
バラ科の落葉低木。中国原産。高さ約3メートル。葉は楕円形。春、葉に先立って葉のつけ根に白色5弁の小花を開く。 花後、小球形の核果を結び、梅雨の頃紅熟、食用。ゆすら。漢名、英桃。 広辞苑

真っ赤に熟れてやや柔らかくなった実を口に入れ、実だけ食べて、種を思い切り吹き飛ばします。

科名 バラ科サクラ属
学名 Cerasus tomentosa (Thunb.) Wall.  ユスラウメ 標準
Microcerasus tomentosa (Thunb.) Eremin et Juschev  ユスラウメ synonym
Prunus tomentosa Thunb.  ユスラウメ synonym
薬効 便秘や利尿に効果があります。
季語 夏。「梅桜(ゆすらうめ)」「ゆすら」「英桃(ゆすら)
「山桜桃の花」は晩春
撮影 2005年 4月19日
2005年 6月23日
更新 2005年 6月23日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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