コブシ(辛夷)

コブシ

　菜の花畑の向こうの高い木で、白い花が咲いています。
　ハクモクレンに似た花で、信州出身の作詞家・いではくの代表作
　　♪白樺　青空　南風
　　　こぶし咲くあの丘　北国の
　　　ああ北国の春♪　
で有名です。

「さほ姫の御目の上のこぶし哉」一茶

コブシの実

特徴のある実の形が拳(こぶし)に似ていることから名付けられました。

こぶし【辛夷】：
モクレン科の落葉高木。山野に自生、また観賞用に栽植。高さ約10メートル。早春、葉に先だって芳香ある白色六弁の大花を開く。果実は秋に熟し開裂、白糸で赤い種子を釣り下げる。材は緻密で器具・建築に、蕾は鎮静・鎮痛剤に、花は香水の原料に、樹皮・枝葉からはこぶし油をとる。ヤマアララギ。コブシハジカミ。（漢名「辛夷」は本来モクレンの称）。広辞苑

科名	モクレン科モクレン属
学名	Magnolia kobus
薬効	強壮や頭痛、蓄膿症、鼻炎に効きます。
季語	仲春。「木筆(こぶし)」「山木蓮(やまもくれん)」「こぶしはじかみ」「やまあららぎ」「田打桜(たうちざくら)」
撮影	2004年 4月16日 2012年 4月12日 2012年 4月12日 2007年 4月21日 2009年 4月21日 2009年 4月29日 2007年 8月23日 2011年 9月25日
更新	2016年 4月12日

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【花の色】白　青～青紫　紫　桃　赤～朱　黄～橙　緑　混合
【実の色】黒～黒褐色　赤～橙色　紫色　茶～褐色　緑色　黄色　白～灰色　色々
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