ショウブ(菖蒲)

ショウブ
ショウブ
 葉に触れると独特の香りがあり、端午の節句に葉を束ねてお湯に浮かべた菖蒲湯に這入るとヘビに噛まれないと言われています。
 ハナショウブ(花菖蒲)と違って花は目立ちません。

「湯上りの尻にべつたりせうぶ哉」一茶

しょう‐ぶ【菖蒲】
サトイモ科の多年生草本。根茎は水底の泥中に横たわり、葉は長剣状で80センチメートル余。 初夏、花茎の中程に黄緑色の小花を棒状に密生。葉は芳香があり、端午の節句に菖蒲湯(ショウブユ)とする。 根茎を乾して「菖蒲根」と呼び健胃薬とする。 古くは「あやめ」と呼んだが、アヤメ科のアヤメ・ハナショウブの類とは葉の形が似るだけで、全くの別種。葺草。軒菖蒲。漢名、白菖。 広辞苑

科名 ショウブ科ショウブ属、サトイモ科
学名 Acorus calamus L.  ショウブ 標準
Acorus calamus L. var. angustatus Besser  ショウブ synonym
Acorus asiaticus Nakai  ショウブ synonym
薬効 鎮痛、鎮静、健胃薬、神経痛、痛風に用いられます。
菖蒲湯は血液循環促進、冷え性、肩こり、疲労痛に効能があります。
季語
撮影 2017年 6月25日
2017年 6月25日
更新 2017年 6月26日

上に戻る


【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
ホームに戻る  花の咲く時期  名前のさくいん