大きな木の枝先に、小さな花がごちゃごちゃとたくさん付いています。
昔からトチの実はクリと並んで食用にされてきました。
とちのき【橡・栃】:
トチノキ科の落葉高木。各地の山地に自生。高さは約25メートル、周囲は2メートルに達する。 葉は長柄で対生。5月頃、枝頂に白色に紅のかかった花を多数つける。 雌花・雄花、両性花がある。さく果は円錐形で3裂し、光沢ある褐色の種子をもつ。 種子からあく抜きして澱粉を採り、また、栃餅・栃粥などに作る。 材は板に挽き、また、刳物 に用いる。庭木・街路樹ともする。 別称ウマグリ(馬栗)は英語名の直訳。とち。7葉樹。 広辞苑
トチノキ(橡・栃) トチノキ科:
渓谷林の代表的な樹種。各地に巨木があったり、栃木県をはじめ栃のつく地名も多い。 材は木鉢など轆轤 細工に使われる。 丸い実はあく抜きをしてちち餅 やとち煎餅 にする。 縄文時代から食べられていた。栃蜜も取れる蜜源 植物。 最近は街路樹にも植えられている。ヨーロッパのマロニエ(セイヨウトチノキ)も同じ仲間。 名前の語源は不明。 信州高山村誌
科名 | ムクロジ科トチノキ属、トチノキ科 |
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学名 | Aesculus turbinata Blume |
薬効 | |
季語 | 「橡の花」は夏 「橡の実」は秋 |
撮影 | 2006年 5月27日 |
更新 | 2006年 6月 3日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん