ヤエムグラ(八重葎)

ヤエムグラ
ヤエムグラ
ヤエムグラ
ヤエムグラ
ヤエムグラ
 葉や茎に小さな刺があり、よく衣服に引っかかる雑草で、白い十字型の花はほとんど目に付きません。
 丸い実にも刺があり、衣服にくっついてあちこちに運ばれます。
 ”なんとかムグラ”という草はカナムグラクルマムグラヨツバムグラなど、あちこちにはびこっています。

 百人一首の「八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり」(恵慶法師)の”八重むぐら”はカナムグラだと言われています。

「八重葎茂れる宿の寝楽哉」一茶

やえむぐら【八重葎】:
アカネ科の蔓性越年草で雑草。茎は四角く、逆向きの小さいとげがあり、細長い葉を8個輪生。 夏、黄緑色の小花を開く。漢名、拉々藤。 広辞苑

科名 アカネ科ヤエムグラ属
学名 Galium spurium L. var. echinospermon (Wallr.) Hayek  ヤエムグラ 標準 
Galium aparine L. var. echinospermum (Wallr.) Cufod.  ヤエムグラ synonym 
Galium spurium L. f. strigosum (Thunb.) Kitag.  ヤエムグラ synonym 
Galium aparine L. f. strigosum (Thunb.) Maxim.  ヤエムグラ synonym
薬効
季語 葎は夏
撮影 2018年 4月23日
2011年 5月26日
2007年 6月 3日
2007年 6月 3日
2007年 6月 3日
更新 2016年 4月28日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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