国内でもっとも生産量が多く、単に「プラム」として販売されていることもあるすもも(プラム)の代表品種です。
福島県伊達市の大石俊雄氏が《フォーモーサ》の自然交雑実生から選抜育成し、1952年(昭和27年)に品種登録されました。
花粉親は《ビューティー》と推定されています。
完熟前に収穫して追熟させると酸味が和らぎ甘みが強くなります。
《太陽》の受粉用です。
アメリカの育種家が日本すももとアメリカすももを交雑して育成した品種です。
すっきりした甘みと酸味があります。
《大石早生》についで生産量が多い品種です。
アメリカで大石早生の交配種を育成したものが1900年代はじめに導入されました。
山梨県で発見され、1969年(昭和44年)に命名されました。
スーパーでは「赤プラム(太陽)」という名札がついて売られていました。
農研機構で《ホワイトプラム》の自然交雑実生から選抜され、1996年に登録された早生の品種です。
甘みが強くマンゴーに似た風味があり、小粒ながらとても食味の良いすももです。
《貴陽》の授粉用です。
果肉も赤い実です。