山道にツリガネニンジンやソバナと同じような細長い茎の先に、薄紫色の釣鐘形の花がぶら下がっています。
ボタンヅルと同じく、葉の形がボタンに似ているとして名付けられたそうで、花を見ても名前を想像できません。
雌雄異株で、細長い花は雄花、短めの花は雌花のようです。
メモ | クサボタン(くさぼたん)【草牡丹】 キンポウゲ科の多年草。つる植物が多いセンニンソウ属の一つであるが、茎は直立し高さ1メートル、下部は木化する。 葉は対生し、大形の1回3出複葉、小葉は卵形で厚く粗い鋸歯(きょし)がある。 花は淡紫色、長さ約2センチメートル、8〜10月、大きな円錐(えんすい)花序に多数が下向きにつき、細い鐘形で、4枚の萼片(がくへん)の先端は反り返る。 すべての花に雄しべと雌しべがあるが、機能的に雄花と雌花とに分化している。 果実は痩果(そうか)で、羽毛状の長い花柱が残る。林縁や草原に生え、本州に分布する。 【日本大百科全書】 |
||
---|---|---|---|
科名 | キンポウゲ科センニンソウ属 | 学名 | Clematis stans Siebold et Zucc. クサボタン 標準 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | |||
薬効 | 全草有毒で、皮膚炎や胃腸炎を起こします。 | ||
季語 | 更新日 | 2013年 1月10日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
ホームに戻る
花の咲く時期
名前のさくいん