ヤマオダマキ(山苧環)

ヤマオダマキ
ヤマオダマキ
ヤマオダマキ
ヤマオダマキ
 五角形の花の形が苧環(おだまき)に似ていることから名付けられ、  義経と別れ吉野山で捕らえられて鎌倉に連行された静御前が、鶴岡八幡で苧環を手にして舞ったという逸話を連想させます。
 普通に咲いているのが「ヤマオダマキ」で、園芸品種がただの「オダマキ」というのは釈然としません。

「吉野山 峰の白雪踏みわけて 入りにし人のあとぞ恋しき」
「静や静 賎の苧環くりかえし 昔を今になすよしもがな」 静御前

やまおだまき【山苧環】:
キンポウゲ科の多年草。日本各地の山地草原に生える。太い主根があり、2回3出複葉で長柄のある根生葉を出す。 茎の高さ30〜50センチメートル、3小葉の茎葉を互生。 初夏に茎の上部が分れて、クリーム色または紫褐色の大きな花を数個、下向きにつける。 5片の萼片(がくへん)には長い管状の距がある。 広辞苑

オダマキの仲間:
ヤマオダマキ(山苧環)キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環)
ミヤマオダマキ(深山苧環)オダマキ(苧環)
セイヨウオダマキ(西洋苧環)

科名 キンポウゲ科オダマキ属
学名 Aquilegia buergeriana Siebold et Zucc. var. buergeriana  ヤマオダマキ 標準
薬効 毒草オダマキは有毒なので、ヤマオダマキも同じでしょう。
季語
撮影 2010年 6月11日
2013年 6月13日
2009年 6月19日
2003年 6月29日
更新 2013年 6月20日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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