標高の高い山の斜面を覆うように群がり、釣鐘形の小さな花を咲かせています。
草のようですが丈の低い木の仲間で、地面を這う姿を苔に、赤い実を桃に見立てて名付けられました。
花が散って赤い実ができています。
メモ | こけもも【苔桃】 ツツジ科の常緑小低木。北半球の高山および極地周辺に広く分布。高さ約10センチメートル。 しばしば地面に這う。葉は倒卵形で厚く、光沢がある。初夏、帯紅白色の小花をつけ、後、紅色の液果を結ぶ。 果実は甘酸味があって食用、また、果実酒をつくる。フレップ。 【広辞苑】 |
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科名 | ツツジ科スノキ属 | 学名 | Vaccinium vitis-idaea L. コケモモ 標準 Vaccinium vitis-idaea L. subsp. minus (Lodd.) Hulten コケモモ synonym Rhodococcum minus (Lodd.) Avrorin コケモモ synonym Vaccinium minus (Lodd.) Vorosch. コケモモ synonym Vaccinium vitis-idaea L. var. minus Lodd. コケモモ synonym Rhodococcum vitis-idaea (L.) Avrorin コケモモ synonym 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | ![]() |
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薬効 | |||
季語 | 秋 「苔桃の花」は夏 |
更新日 | 2017年 7月 1日 |
アセビ属 | アケボノアセビ(曙馬酔木)、アセビ(馬酔木) |
イワナシ属 | イワナシ(岩梨) |
イワナンテン属 | ハナヒリノキ(嚏の木) |
エリカ属 | ジャノメエリカ(蛇の目エリカ) |
シラタマノキ属 | アカモノ(赤物)、シラタマノキ(白玉の木) |
スノキ属 | ウスノキ(臼の木)、オオバスノキ(大葉酢の木)、 クロウスゴ(黒臼子)、クロマメノキ(黒豆の木)、 コケモモ(苔桃)、ヒメウスノキ(姫臼の木)、 ブルーベリー |
ツガザクラ属 | アオノツガザクラ(青の栂桜)、ツガザクラ(栂桜) |
ドウダンツツジ属 | サラサドウダン(更紗満天星)、ドウダンツツジ(満天星躑躅)、ベニサラサドウダン(紅更紗満天星)、ベニドウダン(紅満天星) |
ヒメシャクナゲ属 | ヒメシャクナゲ(姫石楠花) |
ヨウラクツツジ属 | ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)、コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)、ハコネツリガネツツジ(箱根釣鐘躑躅) |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん