アカモノ(赤物)【イワハゼ(岩黄櫨)】

アカモノ
アカモノ
アカモノ
アカモノ
アカモノ
 地を這うように伸びた枝の先に、細くて赤い茎が伸び、やや赤味がある白い釣鐘形をした花がぶら下がっています。
 赤い実ができることから赤物と名付けられました。
 花の形がよく似たツガザクラの葉は細いので簡単に区別できます。
 草のようですが、丈の低い木でツツジの仲間です。

あかもの【赤物】:
ツツジ科の常緑小低木。高山帯に生え、高さ10〜30センチメートル。葉は卵形でとがる。 茎には赤い毛がある。夏、葉腋に鐘形の小白花をつけ、実は円くて紅熟。イワハゼ。 広辞苑

あかもの(ツツジ科)
 別名「いわはぜ」ともいう。本州・四国・九州の山地または高山に生える、常緑でごく小型の低木、高さは15cm〜30cm。 花は鐘型で白色7〜8mm、ふちは5裂して多少紅色をおびる。 果実は、さく果であるが、がくが成長して多肉質となり、果実をつつんでいるので濃い紅色の液果のように見える。 多肉の部分は食べられ美味である。
 高山村では、吹上附近、松川渓谷、笠岳付近にある。 名は「アカモモ」から転訛したようである。
【高山村の花の紹介】

釣鐘形・壺型をしたツツジの仲間
アセビ属 アケボノアセビ(曙馬酔木)アセビ(馬酔木)
イワナシ属 イワナシ(岩梨)
イワナンテン属 ハナヒリノキ(嚏の木)
エリカ属 ジャノメエリカ(蛇の目エリカ)
シラタマノキ属 アカモノ(赤物)シラタマノキ(白玉の木)
スノキ属 ウスノキ(臼の木)オオバスノキ(大葉酢の木)クロウスゴ(黒臼子)クロマメノキ(黒豆の木)コケモモ(苔桃)ヒメウスノキ(姫臼の木)ブルーベリー
ツガザクラ属 アオノツガザクラ(青の栂桜)ツガザクラ(栂桜)
ドウダンツツジ属 サラサドウダン(更紗満天星)ドウダンツツジ(満天星躑躅)ベニサラサドウダン(紅更紗満天星)ベニドウダン(紅満天星)
ヒメシャクナゲ属 ヒメシャクナゲ(姫石楠花)
ヨウラクツツジ属 ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)ハコネツリガネツツジ(箱根釣鐘躑躅)
科名 ツツジ科シラタマノキ属
学名 Gaultheria adenothrix (Miq.) Maxim.
Diplycosia adenothrix (Miq.) Nakai
Gaultheria ovalifolia A.Gray subsp. adenothrix (Miq.) T.Shimizu
薬効
季語
撮影 2013年 6月13日
2012年 6月20日
2010年 6月21日
2006年 6月22日
2006年 6月22日
更新 2014年 4月 7日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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