アセビ(馬酔木)【アシビ(馬酔木)、アセボ】

アシビ
アシビ
 釣鐘のような花が連なって咲いています。
 馬が食べると中毒を起こすので名前が付けられたそうですが、馬が食べるとは思えませんね。
 古くから親しまれてきた花のようで、万葉集にいくつも詠まれているそうです。

あせび【馬酔木】:
ツツジ科の常緑低木。山地に自生、また庭木として栽培。高さ約3メートルに達する。 春、壺形の小白花を総状に下垂。全株が有毒、牛馬が食うと麻痺するというので「馬酔木」と書く。 葉の煎汁は殺虫剤・皮膚病薬。材は堅く、薪炭材・細工物とする。あしみ。あしび。あせぼ。あせみ。毒柴。 広辞苑

釣鐘形・壺型をしたツツジの仲間
アセビ属 アケボノアセビ(曙馬酔木)アセビ(馬酔木)
イワナシ属 イワナシ(岩梨)
イワナンテン属 ハナヒリノキ(嚏の木)
エリカ属 ジャノメエリカ(蛇の目エリカ)
シラタマノキ属 アカモノ(赤物)シラタマノキ(白玉の木)
スノキ属 ウスノキ(臼の木)オオバスノキ(大葉酢の木)クロウスゴ(黒臼子)クロマメノキ(黒豆の木)コケモモ(苔桃)ヒメウスノキ(姫臼の木)ブルーベリー
ツガザクラ属 アオノツガザクラ(青の栂桜)ツガザクラ(栂桜)
ドウダンツツジ属 サラサドウダン(更紗満天星)ドウダンツツジ(満天星躑躅)ベニサラサドウダン(紅更紗満天星)ベニドウダン(紅満天星)
ヒメシャクナゲ属 ヒメシャクナゲ(姫石楠花)
ヨウラクツツジ属 ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)ハコネツリガネツツジ(箱根釣鐘躑躅)
科名 ツツジ科アセビ属
学名 Pieris japonica
薬効 茎葉を煎じて殺虫剤として使います。
毒草 花、葉、茎すべて有毒です。
季語 晩春。「馬酔木の花」「あせぼの花」「あしびの花」「花馬酔木(はなあしび)」「あせび」「あせぼ」「あせみ」「あしぶ」
撮影 2004年 4月 3日
2011年 4月13日
更新 2014年 3月30日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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